生理痛撲滅運動!
(1) 痛み止め
なるべく飲まないように。。。 している方が多いみたいですが、テレビであんなに宣伝しているのは「売れるから」で、必要としている人が多いんです ただし、痛み止めで「我慢」していると、もしその痛みに内膜症などの原因があれば、それは治るわけでなく、悪い方向に進みますのでご注意を。
ロキソニン、ボルタレンとか(これらの薬は生理痛に良く効くのですが、「生理痛」では健康保険が効きません。 でも腰も痛くて、「腰痛」ということなら。。。)
(保険が効いて ロキソニンのジェネリックがそれはそれは安いお値段です。)
(2) 漢方薬
中国3000年の歴史、
生理痛のひどいお妃さまもいたことでしょう。
毎日のんでみたり、生理の時だけのんでみたり。。いくつか保険の効く漢方があります。
ご相談ください。 1日あたり100円以下だと思います。
(3) 低用量ピル(OC)/低用量EP配合薬(LEP)
建前上 扱いが違いますが、ほぼ同じようなものです。
海外では「生理が2回来たら、始めてもかまわない」とされていますが、避妊の嫌いな日本男児(元)らが、やれ背が伸びなくなるとか、血栓ができる、環境に悪いだとか いろいろといちゃもんをつけます。
最近では 生理痛のひどい方は 「痛み止めで我慢している」よりもこれらを服用していた方が 将来 不妊になりにくいとされています。
一番安いジェネリックのが、1月分で1500円弱です。
(4) 黄体ホルモン製剤
「黄体ホルモン」は、本来排卵後に卵巣から自然にでるものですが、薬としてのむことで逆に排卵を起こしません。なのでちゃんとした生理が来ません。。。ってことは、生理痛も無いわけなんですが、ちょっとの出血が続くことがあります。
ジェネリックので、保険が効いて 1月あたり3500円ぐらい。
(5) GnRHアゴニスト製剤
卵巣を刺激するホルモンを一時的に出さなくします。
卵巣が刺激されない→ちゃんと働かない→ちゃんとした生理が来ない。。。のであります。
ただしこのGnRHアゴニスト 保険が効くのは連続した6ヶ月となっておりまして、(半年休めばまた始められますが)
生理痛がホントにひどい人は「この半年、生理が無くて本当に天国のようだったのにダメなんですか?」と言われたりします。
鼻に毎日2回スプレーしなきゃならないタイプのが 保険が効いて 3000円ぐらい、
月に1回の注射ですむのが 保険が効いて 6500円ぐらいです。
更年期障害のような症状が出ることがあります。追加のお薬で対処することもできますが、使い始めはいつでもやめられるスプレーで始めてみるのでいかがでしょうか?