「新型コロナ「正しく恐れる」」 

 西村 秀一 / 井上 亮 藤原書店という本を読みました。

 

西村先生はウィルスの専門家だそうです。

先生によると、いわゆる「感染症専門医」というのは「ばい菌屋さん」で、ばい菌を扱うようにウィルスを考えていると。

 

一例として、コロナ感染症のご遺体を完全密封して、家族にも会わせずに火葬してしまうのは、おかしいと

呼吸器ウイルスがうつるのは患者さんが息をして、大声を出したり、咳をするからだが、死体が息をしているのは見たことがない!と (思わず、笑ってしまいました)



納得のできる内容でした。(もとがインタビューなので、読みやすいですし)

お値段が1800円とちょっと高めですが、職員で回し読みした後に待合室に置きたいと思っていますので、ご期待下さい。

 

その最後にでていた 先生のご指摘。。。

 

 

 

〈附〉これは変だぞ、コロナ対策

1 お店の店員や学校の先生などの一般の人たちのフェイ

スシールド着用

フェイスシールドは、医療従事者が患者から顔に直接飛沫を浴

びせられるのを防ぐためのものです。 防御の意味ではエアロゾル

の侵入は防げませんし、むしろ相手の咳を巻き込んでしまって感

染のリスクを上げかねません。 医療現場でも、 必ずきっちりとマ

スクをした上での着用が必須であり、一般の人たちが使うことは

お勧めできません。

 

2 お店の店員や学校の先生などが着けているマウスガー

ド(プラスチックの透明マスク)

マウスガードは、もともと食品を扱う人たちが自分の会話で唾

液飛沫が商品にかかるのを防ぐためのもので、感染の防御には役

立ちません。まわりに広げない目的でも、感染に関係のない大飛

沫はブロックしますが、感染にかかわるエアロゾルの拡散防止は

望めません。

 

3 バイキング形式の食事の提供の中止あるいはトングの

使用の中止

バイキング形式での食事の提供が、集団感染を引き起こしたこ

とが証明されている例はありません。トングが生きたウイルスで

汚染されている、そしてそれによって感染が引き起こされるとい

うのも想像上のことであり、実際にそれを示した事例は一切なく、

恐れ過ぎの良い例です。

 

4 スーパーの店員、 レストランの給仕の手袋着用

これは、たぶん対策をやっているふりのアリバイ的行為でしか

なく、手袋を頻繁に交換しない限り、かえって手袋が一般細菌で

汚染され不潔になっているかもしれません。 それよりは, こまめ

に流水で手を洗うほうがはるかにましです。

5 レストランでの入店前の手のアルコール消毒

見ていると手のひらにちょっとだけアルコールをつけて、形ば

かり手のひらを1~2秒こすりあわせているだけの人たちがほと

んどです。食べ物を手のひらで食べる人はいません。やるなら指

先を丁寧に消毒すべきで、 そうでなければ単にアルコールの後費

でしかありません。

 

6 図書館の本の表紙の消毒

表紙だけやる意味は? 各ページもやらなくていいの? これ

も何かやっているふりだけのアリバイ的行為。 たとえ本にウイル

スが少しぐらい付いたとしても、 そこからのウイルスの回収効率

は極端に悪いですし、 時間がたてばウイルスは死んでいます。 本

を介した感染リスクは低いです。 そもそも図書館の本からウイル

スを検出した人はいません。

 

7 形ばかりのパーティション、まじきりシート

パーティションは、本来は空気の流れを計算した設計が必要で

す。店の会計のところでよく見かける形ばかりのプラスチックの

中途半端なパーティションは、リスクを下げも上げもしません。

設置の仕方次第ではむしろ逆に空気の流れを阻害してエアロゾル

を内側にこもらせてしまい、感染リスクを上げてしまいます。

 

8「マスクの表面はウイルスで汚染されているから、触っ

てはいけない」 という警告

それは臨床現場で医療従事者が患者から顔に直接飛沫を浴びせ

られたような場合であり、このときはマスク自体を交換します。

そうではない場合には、 たとえ仮に空気中にウイルスがいてそれ

をマスクで防いだとしても、マスクの表面には生きているウイル

スはほとんどいません。 マスクの内部に捕捉されています。

クの表面の汚染を気にする必要はありません。それよりマスクの

マス着用はメリハリが必要です。 近くで誰かが咳をしていて危ないと

思ったら、マスクを隙間なくつけるためのマスクを手で押さえて

も良いくらいです。

 

9 ひとりの保護者が誰かの患者の濃厚接触者でPCR を

したら陽性だったので、学校全体を4日間休校にして、

校内の消毒実施

やり過ぎです。保護者が陽性でも本本当に患者かわからず、その

生徒が感染している可能性も考えていない。これからそうしたこ

とが起きるたびに、あるいは生徒の中からひとり陽性者が出ただ

けで休校にしていたら、 生徒の学ぶ権利はどうなるでしょうか。

 

10 部活のパスケットボール、 複数の人が触るのでこまめ

にアルコール消毒

部活中にバスケットボール経由で感染すると本気で考えていま

すか? 汚染が本当に心配なら、 手を流水で洗わせれば済むこと。

 

11 大皿で料理を提供しない飲食店

各自が、とりわけ用の箸で料理を自分の皿に盛ればいいだけ。

そもそも新型コロナウイルスでは、ノロウイルスのように料理を

介して感染して複数の患者が出たという、証拠のあるケースは聞

いたことがありません。

 

12屋外でのマスク着用

散歩やジョギングをしている人は、神経質なだけで済まされる

が、猛暑の中の登下校の生徒たち、工事現場の作業員、誘導のた

めの警備員までがマスクをつけている(あるいはつけさせられて

いる)のは、可哀そうというしかありません。戸外は風もあって、

置るリスク、感染を広げるリスクも限りなく無い。虐待あるいは

パワハラに近い。

テレビのレポーターの屋外中継でのマスク着用が、まるでそれ

がお手本のように放映されているのも、ミスリーディングです

13 飲食店のテーブル、椅子、ドアノブのアルコール消毒

消毒の必要はない。とくに椅子。やるとしても、洗剤の入った

水で濡らして絞ったきれいな雑巾で汚れを落とすような水拭きす

るぐらいで大丈夫。そもそもそんなところにウイルスはいません。

仮にウイルスがいたとしても単位面積当たり極めてわずかに分散

され、感染性のあるものがそれらの中にあったとしても時間とと

もに死んでいきます。

汚れていればアルコールは効かないので最初に水拭きが必要で

すが、それだけで十分で、さらにアルコールで拭く必要はありま

せん。それに1枚のアルコールシートでどれだけの面積を拭くのか

頻繁に交換しない限り、最後の方は適正アルコール濃度(70~

80%)は保証されません。

 

14飲食店の二人席、 対面着座の禁止

他人の対人関係をそこまで縛るのはおかしい。お互い納得して

座ろうとしているのに余計なお世話です。対面はだめで隣なら目

いのか? 感染防御上、差はありません。

 

そのほかのやり過ぎ

○学校での校歌斉唱のとりやめ

○地方議会での質問時間の短縮化と制限

○海水浴場の封鎖や富士登山の禁止

○プロ野球の球場の全客席の毎試合消毒

○駅のホームや待合所、 公共施設のベンチの1席空けての使用

○営業マンの家庭訪問での使い捨てスリッパの使用

○授業が1コマ終わるたびに生徒に手洗いさせる先生

○学校での生徒の机ごとの透明プラスチック板での囲いの中だけて

おしゃべりなしの給食

○宅配配達員に対する忌避·配達されるダンボール箱の消毒

○学校や公園の遊具の使用禁止

○サウナの人数制限