不妊検査
□排卵
□精子
□卵管
の3つが大事だとされています。
1. 排卵 しているか
生理が来る1週間ぐらい前に黄体ホルモンが分泌されているかの検査(血液検査)
基礎体温をつけて、グラフにしてみる
生理が来る前に落ち込む、イライラする 乳房がはる。。。か? それらが生理が来ると軽くなるか?
生理に重い周期と軽い周期があるか? 。。。などがあります。
2. 精子は(動いて)いるか
精液検査 (大切なのです)
性交後検査 排卵近くに頚管粘液が出始めたら(生卵の白身のようで、俗に”ねばおり”とよばれます)セックスして、2〜3日以内に来院してもらって、頚管粘液の中に精子がいるかどうかを見る
3. 卵管は通っているか
生理がきれいになってから、(いつも通りの生理でなければ、妊娠の可能性があるので行いません)
セックスする前に 検査します。
子宮卵管造影 堀江病院で検査します。 (月、金の午後にしております。)
卵管通水検査 上記条件がそろっていたら、ここでやれます。
(但し、右の卵管が通っているか、左が通っているかとか、詳しいことまではわからないと思ってください。)
他に
□子宮の異常 (子宮筋腫 子宮腺筋症 子宮内膜ポリープ 精子・頚管粘液不適合)
□子宮内膜症
□ホルモン (高プロラクチン 甲状腺機能低下・甲状腺機能亢進 ) 血糖値異常
なども調べます
〜検査で異常が見つからないことがままあるのですが 「機能性不妊」 と呼ばれます。
現在できる検査で すべてがわかるわけではありません
例えば、精子数と運動率は問題ないけど、(卵子を受精させる)力があるか。。。
卵管は通っているけれど、卵子を拾って、精子と受精させられる環境を整えられているか。。。
卵子は精子と受精して、子宮内膜に着床する力があるか。。。
子宮内膜に赤ちゃんのもとを受け容れる力があるか。。。
そして、
おふたりの考え、不妊歴 ( 年) と 現在の年齢 ( 才)を踏まえて、治療を考えます。
健康保険で不妊・検査治療をするには、厚生労働省のご指示で以下のこ確認が必要です。
二人が(法律婚・事実婚いずれかの)婚姻関係にあり、
ア 重婚でない(両者がそれぞれ他人と法律婚でない)こと。
イ 同一世帯であること。
ウ 治療の結果、出生した子について認知を行う意向があること。
(入籍は必須条件ではありません。 同一世帯でない場合には、その理由をカルテに記載することになっています。)
不妊治療
検査によって原因がわかったら、それに対応をします。
(原因は必ずしも1つとは限りませんし、原因がわからないこともあります)
「機能性不妊」だと。。。
1. タイミング法
2. (弱)排卵誘発
3. 人工授精
4. 生殖補助医療(体外受精/ICI)
1. タイミング法
精子の受精可能期間は通常3〜5日間です。そのため、性交は必ずしも排卵日と正確に一致させる必要はありません。 3〜4日に1回の性交で十分と考えられています。
月経中の性行為は推奨されませんが、月経が終わったら、夫に「生理が終わった」旨伝え、時間に余裕があって、性的に興奮できたら性交してください。
もちろん、「医師が指定した日」に性交することでも妊娠は可能ですが、夫の体調を崩してしまうことも少なくありません。 ご注意ください。
2 (弱い)排卵誘発
生理と排卵が完全に規則的な方には強くお勧めするものではありませんが、誘発すると妊娠率が少しだけ上がると考えられています。(排卵しない場合は、排卵が起こるまで徐々に強くしていきます。)
3 人工授精
夫の洗浄濃縮精子を排卵日の1〜2日前に妻の子宮に注入します。
これは1周期につき1回、健康保険が適用されます。人工授精周期中は避妊は必要ありません。
推奨される回数は5〜6回です。(妊娠しない場合は次のステップに進みます。)
4 生殖補助医療(体外受精・顕微授精)
「体外受精」では、「体外」で受精させますので、卵子も体外に取り出す必要があります。
(「人工授精」と名前は似ていますが、だいぶ違います。)
精子と卵子を確実に出合わせます。
複数の卵子を受精させることで、可能性を上げることができます。
精子と卵子の受精後、順調に受精したか、成長するか 数日状態を観察することができます。
精子と卵子の受精後5〜6日で受精卵を凍結し、翌月以降に移植するのが一般的です。
(凍結せずに受精卵を移植することも可能ですが、*以下に説明するように、別の欠点があります。)
妊娠の可能性を高めるために、複数の卵子を採取し、排卵誘発を行います。
(卵子を複数個受精させても、移植するのは1個なので、双子の可能性は上がりません。 また、ある周期に卵子を複数個採卵しても、閉経が早まったりはしないと考えられています。)
*卵子を多く採取できた周期では女性ホルモンが(普通よりも)増加するので、その周期に移植しても妊娠率が上がらないと考えられています。
*.また、卵巣の反応がよくて、卵胞がいっぱい発育すると 採卵後に卵巣が腫大し、腹痛を引き起こすことがあります。(通常は1ヶ月以内に正常に戻りますが、採卵と同じ周期で胚移植を行い妊娠した場合、赤ちゃんが卵巣を刺激するホルモンを分泌するため、止められなくなります。(卵巣過剰刺激症候群と呼ばれます)