2025年4月の薬価改訂でプレマリンの薬価が倍になりました。(28.4円→ 56.8円/錠)
アリッサ(今までになかった卵胞ホルモンを使った月経困難治療薬〜健康保険が効きます)が入りました。(但し、2024年12月の発売から1年間は1シートずつしか出せません)
2024年4月の薬価改訂でヤーズ(ドロエチの先発品〜ファーストブランドです)の薬価が下がりました。 (ドロエチよりまだ高いですが)
2022年4月より体外受精・顕微授精などの生殖補助医療、人工授精などに健康保険が使えるようになりました。
(2024年4月の保険改訂ではあまり大きな変更はありませんでした。)
健康保険を使った生殖補助医療には回数制限があります。カウントされるのは「胚移植の回数」です。(採卵の回数ではありません)
最初に生殖補助医療計画をたてた日が39歳以下なら胚移植6回まで。(6回してしまうと、採卵にも健康保険が効きません)
最初に生殖補助医療計画をたてた日が40才以上ですと胚移植の回数は3回までとなります。(43才以上では計画が立てられません)
出産すると、回数はリセットされ、新たに上記の制限が適用されます。
体外受精をお考えになっている方は 40才になる前に生殖補助医療計画をたてる事をお考え下さい。(「生殖補助医療計画管理料」をいただいて、健康保険の中央コンピュータに登録する必要があります)
(ただし、良好な保存胚があるうちは新たな採卵はできません〜何回も採卵だけを続けて「良好胚を貯めておく」ことは認められていません)
健康保険ですので3割は自己負担ですが、「高額療養費制度」といって、月ごとの
自己負担額の上限があります。(個人の「報酬月額」によって、上限額が決まるそうです)
(月をまたぐ場合や、他の医療機関で注射(の一部)をしてもらう場合は健康保険の原則としては「それぞれ」で扱われ、合算はありません。)
マイナンバーカードを使うと、「高額療養費制度」使用前の申請をしないですむようです。
胚の凍結保存は(出産に至らなかった場合には)健康保険で1年ごとに延長することができます。
ただし、出産のために治療を一時中断した場合には自費での延長となります。(その代わり、回数制限がリセットされます)
勃起不全による男性不妊にも健康保険でバイアグラが使えるようになりましたが、いろいろと健康保険適応の条件がありまして、ご紹介しています。
条件、点数です。(16と17です)
厚生労働省 不妊治療に関する取組もご覧下さい。
近隣市町村の助成金の問い合わせ結果。
群馬県の風疹検査助成と
太田市の風疹ワクチン助成あります。
2020年10月よりワクチン接種間隔のルール変更がありました。生ワクチン(風疹ワクチンなど)同士の間隔のみが「27日」となりました。(前から同時接種は可ですが。。。) インフルエンザワクチンなど、不活化ワクチンの接種間隔の規制はなくなりました。→ https://www.mhlw.go.jp/content/000674724.pdf
風疹ワクチン、MRワクチン(はしかと風疹の混合ワクチン)どちらもなるべく在庫しておくようにしていますが、ご希望の方はお電話下さい。
新型コロナのワクチンは他のワクチンと前後2週間は開けるようにとのことです。
生理痛のひどい方へ 生理痛撲滅運動!
シングリックス(帯状疱疹ワクチン)、シルガード9あります。
(シルガード9の「キャッチアップ接種」は令和6年度いっぱいとなっていましたが、令和6年度中に初回を接種すれば、7年度中は2回目、3回目ともOKとなりました。)
<当院は体外受精・顕微授精までおこなえる不妊クリニックです。>
不妊相談・初期検査から人工授精・体外受精/顕微授精まで行っております。
2024年は300件の採卵を行い、解凍を含めた胚移植は合計399件、177人が体外受精・顕微授精で妊娠なさいました。(新鮮胚移植は30件、妊娠8人。解凍胚移植は369件、妊娠177人)300件が単一胚移植で、妊娠は126人でした。体外受精以外での妊娠は85人でした。
2023年は301件の採卵を行い、解凍を含めた胚移植は合計406件、169人が体外受精・顕微授精で妊娠なさいました。(新鮮胚移植は46件、妊娠2人。解凍胚移植は360件、妊娠167人)297件が単一胚移植で、妊娠は128人でした。体外受精以外での妊娠は89人でした。
2022年以前の成績はこちら
胚移植は(5日目まで培養して)全胚凍結をして(「良好胚」を全て凍結保存することを言います)、次周期以降に「胚盤胞を1個」の移植を標準としています。
排卵誘発はPPOS法ですることが多いですが、アンタゴニスト法。ショート法や、ロング法、クロミッド併用法(加藤法)もおこなっています。
不妊で初めて当院におかかりの方はいろいろとお伺いしたいこと、ご説明したいことなどがありますので、「完全予約制」とさせていただいております。
(電話で予約をお取りください)
2回目以降はパソコンやケータイで予約することができます。(不妊の初診以外は「完全ではない」(?)予約制となっております。お電話ください。)
現在の予約状況はこちらです。(30分ごとに3枠あって、埋まってしまっている場合には0/3と表示され、×印がついて、赤表示になっています)
不妊の検査の際に子宮がん検診と風疹(三日ばしか)の検査もすることをお勧めしています。
群馬県の風疹抗体検査助成を受けるには検査する前に保健福祉事務所に行く必要があります。
太田市の風疹ワクチン助成あります。
当院の地図
診療時間
予約制について
お休みカレンダー ←黒は午前午後、青は午前のみ。赤はお休みです。
自費診療料(2025年4月に一部変更しました。)
お子さんを作るために
三日ばしか(風疹)と葉酸、妊娠中にかかるとよろしくない病気を防ぐために
子宮がんについて
ブライダルチェックについて
不妊検査・治療について
人工授精について
体外受精について
顕微授精について
PPOS法について
胚凍結・融解移植について
高額療養費制度について
避妊法について
緊急避妊について ←緊急避妊薬試験販売のページ(進んでいくと、どこで手に入るかのページに行きます。) 2023.11.28
偏頭痛について
月経前症候群について
更年期について
性感染症について
排卵(日)検査薬
子宮頸がん予防ワクチンについて
抗ミュラー管ホルモン、または卵巣年齢について
生理をずらしたい??
禁煙!しよう、そうしよう
ポリオワクチンについて
基礎体温の測定!
ひんけつ?貧血??
子宮内黄体ホルモン放出システム(ミレーナ)について
「多嚢胞性卵巣」について
男性更年期?
男性不妊?
OC/LEPの相談フリーダイヤル(フリウェル、ラベルフィーユなど)
ビタミンD 濃度 は妊娠率と関係しない。←詳しくはグーグル先生に訳してもらってください。
国内の体外受精関連のデータ日本産科婦人科学会のページに飛びます~~年齢によって、こんなに変わります。
最低1つの正倍数胚を得るために必要な卵子の数と年齢~
皮膚の黒ずみとインスリン抵抗性
体重を減らす~
患者さんのための生殖医療ガイドライン 東京大学
難治性不妊症を知るためのガイドブック
検査、治療に関する(私の)説明 (のQRコード)
群馬大学を離れて体外受精をするようになって、市内の堀江病院で6年間、開業して20年が経ちました。
(助成金制度の導入、健康保険の導入などいろいろありました。)
おかげさまで多くの新しい命の誕生に関わることができました。
残念ながらご期待に添えないこともあり、この仕事の難しさを日々感じております。
少しずついろいろなことが進歩して、採卵あたり、胚あたりの着床率・妊娠率はかなり向上しました。
今や日本で産まれる子供の10人に1人が体外受精で誕生しています。
スタッフ一同 初心を忘れずに皆様とともに悲しみ、喜び、泣きながら、これからもやっていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
時澤 俊也
ときざわレディスクリニック
373-0818 群馬県太田市小舞木町256
0276-60-2580
一度 相談においでください。